吾輩、アパート経営に乗り出そうと考えていたんだが、その手の本を10冊以上読み込んだ結果、却下となった。
吾輩の田舎にも両親が苦労して家を購入しているが、今となっては田舎の土地付き家は何の価値も無くなっている。
吾輩の両親は土地付きの家を二回も買ったが。。。
一つは建屋を解体して土地のみとなっている。
住んでも無いのに固定資産税だけ払っている。
しかも住宅地は土地だけのほうが税金が高いのだ。
1円でも売りたいが、田舎の住宅地など売れない。
人口が増えていた昔なら違っただろうが、人口減の今となっては不動産は余程の首都圏でなければ価値は無い。
年金だけで暮らせている世代は何とかなるだろうが今後は日本中で相続放棄になるだろう。
住宅に価値が無くなったのは資本主義経済に起因することは間違いない。
日本は景気が悪くなると、政府は必ずと言っていいほど住宅購入支援をするからだ。
なぜなら建築業の仕事が増えて潤い、新たな土地や建物から税金を搾取することができるからだ。
結果として、経済が悪くなる度に不要な住宅が建築され、今や世帯数よりも住宅戸数のほうが溢れてしまっている。
しかも、東京オリンピックに向けてさらにバンバンと家を建てている。
選手村跡地には膨大なタワーマンションが建つだろう。
不動産は負動産になってしまった。
これから新築の家を購入する人は良く考えた方が良い。
現金で買えるなら別だが、35年ローンの先には遺産放棄の道しかないでしょう。