4月26日(木)埼玉県で教習射撃が終了した後、せっかくの休みなんだからとナマズ(鯰)釣りに行ってみた。
前の日は四国に大雨をもたらした雨が関東に降り注いだ為、川は氾濫しているのではないかと不安であったが、今の季節は逆に田へ水が引かれるようになったようで、いつもより水位はかなり低い。
夜が来るまでドライブや昼寝?(夕寝?)をして体力を回復させる。
フィールド周辺の状況と言えば、草が元気良く育ち始めたようで、今後は人の立ち入りを困難にさせていくだろうことが予測できる。
メインフィールド
まずは、中流の入り江ポイントから攻めてみる。
数投後にパフ!
ルアーにじゃれるような反応が2回あった。
次は下流へ行ってみる。
田に水を引くために周った水が流れ込んでいる一級ポイントの流れ込みを攻めるが反応なし。
少し上流にキャストすると大波を立てながらルアーに迫る魚が。。。
バコン!
ルアーが水中に沈むのを確認してフッキングしたがスッポ抜ける。
続いて中流域のオープンエリア。
ここも、ルアーをキャストすると水面を揺らす大きな魚が。。。
バコン!
再度、ルアーが水中に沈むのを確認してフッキングしたが。。。またしてもスッポ抜ける。
(ヨシ!すっぽ抜け率100%だ!)などと少し気合が入る。
上流エリアに移動して、瀬にルアーを入れると
バコ!っと反応はあったが、フッキングせず。
さらに、ロングキャストで広範囲に引いてくると。
パコ。
勢い良くルアーが水中で暴れる。
(絶対に逃がさないぞ!)と決意し、リールを巻いて上がってきたのは。。。
35cmの去年生まれたナマズ?
反応はいいのだが、フッキング率が非常に悪い。
(昼間に教習射撃を行い、疲れたので帰ろうか?)と一瞬思ったのだがナマズの反応が良いので思いとどまる。
だが、水深が下がったのと、春になって田から豊富な栄養が流れているようでコケ類が大繁殖しており、ルアーを投げる度に大量のコケを取り除く羽目になるのが辛い。
次はどこへ行くか?と考えて上流のフィールドは諦める。(コケだらけのハズ。。。)
二段落ち込みフィールド
ここは前回、大きな反応があったので期待していたのだが、コケが大量に発生しており、まともにルアーを引けない。。。
5回、キャストして諦めた。
遊歩道フィールド
ここでは中流エリアは前回、反応があったのでキャストしてみる。
1キャスト目、いつもならナマズが入れば必ず反応のあるコースに投げるも反応なし。
2キャスト目、上流からダウンストリームで引いてくるが反応なし。
3キャスト目も上流から引く。反応なし。
4キャスト目、下流を攻めるが反応なし。
ウーン、今日はいないのかな?と思って
5キャスト目、いつもよりかなり下流へロングキャストすると。。。
バコォーン!!!
水流が横一文字に割れてルアーが沈みこむ。
フッキング!
バシャ!バシャ!バシャ!
あれ?なんか変だぞ?
クラッチが半クラ状態になってリールが巻けない。
そうこうするうちに下流から水中のケミホタルがドンドン水流を逆走して、我輩にむかって来る!
ラインのテンションはスカ、スカ。。。。
(え?ラインブレイク?)
(フッキングの手応えはあったが、あまりにもアッサリと切られたものだな?)
(ラインはまだ今年、下ろしたばかりの鯰PEなんだけどな?)
(うそだろ~)
(ナマズよ!スマンな!ルアーを外してやりたいから、足元へ来い!)
と内心、思っていると本当に足元まで来た(笑)
距離にして1mなんですが。。。
しかも、本当に外して欲しいのだろう、1mまで寄ってからは全然動かなくなった。
で? 沈んだケミホタルを見ながらクラッチを切り直してラインを巻くが切れた先が見えない。
(ん?なんかライン切れてないぞ?)
(ひょっとして。。。)
リールを巻くと足元のナマズの所までラインが来たよ。。。
(・・・・・・・・・)
(・・・・・・・・・)
(・・・・・・・・・)
(・・・・・・・・・)
(・・・・・・・・・)
ロッドとラインとナマズにテンションが掛かった瞬間に再度、ファイト開始。。。
距離が無いので強引に抜き上げる。
抜き上げた魚影をみると。見たこと無い大きさだ。
これはまさか来たかも?と思いメジャーで測る
71cm。キターーーーーーーーーーーーー
その後、最下流の一級ポイントを攻めるが、環境が激変しておりポイントが潰れていた。
今日の釣果
8バフ、4ヒット、2ゲット。
鯰釣りを始めてもうすぐ4年、やっと70cmの壁を越えることができた。
また、小規模河川ではエサの量が汽水域や大規模河川と違い、70cmを超えるナマズはいないだろうと考えていたが、今回は自然の懐の深さを思い知った。
実際、小規模河川で70cmを超えるナマズに出会える確立は決して多くはないと今でも思っている。
滅多に巡り合えない出会いに今は只、感謝するのみである。