2019年のマダコ釣り、何やら東京湾では1人20杯とか景気の良い釣果が報告されている。
こんなニュースを見ては、いてもたってもいられないのが釣り人の習性である。
働き方改革により、取得しないといけない有給休暇を使って6月14日(金)に葉山の五エム丸に予約して行ってきた。
遡る事、6月13日(木)の仕事の休憩時間。
後輩「ヤッサン、今日の飲み会は行けますよね?」
我輩「ん? ゴメンな~。釣り人はパスなのじゃ。」
後輩「今日は部長が来る飲み会ですよ?」
我輩「あ・い・痛た・た。今日は腹の調子が。。。なので、パスである。」
後輩「仮病ですか?」
我輩「仕方がないではないか!飲んだら車が運転できんからの!重病だったと伝えておいてくれい!」
後輩「・・・」
と誰でも分かる言い訳を残して1人で飲み会をブッチギル!
翌日、ルンルン気分で船宿に到着。
6時に岸払い。片舷12人での釣行である。
隣の釣り人は出船時刻ギリギリに到着し無理やりスペースを作らされる。
(後でコイツが吾輩にとって最悪な人間だと気づくのだが。。。)
いざ勝負! が船中、1杯目がいつまで経っても上がらない。
釣行開始から2時間後にミヨシで1杯あがるが、その後も殆ど釣れない状況が。。。
釣れない状況に飽きたのか、隣の60歳ぐらいのオッサンが変なことを言い始める。
隣の釣り人「お兄さん。船長に許可もらうから、裏で釣ってもいいか?」
(ワシはお兄さんではない!オッサンだ!)
我輩「駄目でしょ。みんな文句言わずに釣っているんだから。」
(一応、初めて会う人には優しく言ってあげている。)
それでも引かない隣のオッサン。暫くするとまた同じことを言ってくる。
隣の釣り人「お兄さん。船長に許可もらうからさあ、裏で釣ってもいいか?」
(二度も同じこと言うので、少しカチンときた。)
我輩「駄目に決まってんダロ! 朝一で並んで順番待ちした人に失礼だろうが!!」
(ここから、ものすごい不快感に悩まされることに。)
隣の釣り人「分かったよ!」
と投げ台詞の後、反対側の釣座でふて寝を始めやがった!
まあ、自分の釣り時間をどう過ごすのかは自由だけど、見ていて不愉快だぞ!
その後も船内の釣果は芳しくない状態が続き、1時間ぐらい経った頃に隣の釣り人がふて寝から復帰して釣り始める。(相変わらず、我輩にはアタリなし。)
我輩(なんか嫌な感じだよなあ。こんなヤツに釣れちゃうんだよなあ?)
等と考えていると。
ハイ!あっさりとマダコが隣の人へ。。。
隣の釣り人「イヤー、簡単に釣れちゃったよ~。」
我輩(グ!なんて嫌味なセリフを!)
ここから隣の釣り人が天狗になり、さらに我輩を不快にさせる。
隣の釣り人「そろそろ、次はお兄さんのところに来るはずだぞ~。(笑)」
我輩(何を根拠に言ってんだ!)
隣の釣り人「おかしいなあ、釣れるハズなんだけどなあ。(笑)」
我輩(ム・ム・ム)
隣の釣り人「早く釣らないと終わっちゃうよ。(笑)」
我輩(グ!・グ!・グ!)
そのうち、我輩に明らかなタコのアタリが。。。
必死に粘って思いっきりアワセる!
我輩(やっと来た。ボウズにはなりたくないからの。)
順調にシブ糸を手繰ってきて、タコが見える所に来た瞬間。。。
フーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと!テンヤから離れていくタコ様が。。。
ギャーーーーーーーーーーーーヤメテー!
隣の釣り人「あれーーー?逃げちゃったの?(笑)」
我輩(グウー!コノヤロウ!(泣))
といった感じで終わってみれば、最悪の釣行となった。
はい!生まれて初めてマダコ船でボウズを食らいました。。。
我輩も、まだまだ精神的な修行が足りないなあ(笑)
今日の釣果:ボウズ!
あとがき:
今回の隣の人の釣座を変えたいと言ったことに対して、我輩は意地悪で変更できないと言ったのではない。マダコは船の片舷に人を寄せて流すことで誰にでもチャンスが平等に与えられるように考えられているのだ。だから竿頭が胴の間になることも良くある。
まあ、普通は船長が釣座の変更は許可しないんだけどね。