2016年のキハダマグロにトライ
8月14日、キハダ釣行に行っていたエイハブ氏に連絡すると、「釣れた~」と連絡有り。
今年は3年ぶりにキハダに行ってみようと思っていたので、速攻で予約し行ってみた。
エイハブ氏からの連絡と同時にエッチラ、オッチラと道具を探し始める。。。
チェックポイント1 クーラー
まずは巨大マグロが釣れた場合を考えねばならない。
当然、クーラーには入りきらないのでマグロバックを引っ張りだす。
ウーム、所々にカビが生えている。「まあ良いわい。このバックにマグロを入れて発酵させて美味しく食べてやろう」等と考えつつ車に乗せる。
チェックポイント2 ロッド
愛用のチェルマーレMH-170は埃を被っていたが使えそうだ。
チェックポイント3 リール
次はリールだ。
手巻き用のTALICAを出すと相変わらず美しい。金属リールフェチとしては、このリールが大好きだ。
PEラインは10号を巻いているハズだ。
次に電動リールをチェックする。我がビーストマスター9000にはPEライン?号が。。。
仕方無いので、近くの上州屋に聞きに行った。
吾輩「このリールに巻いてあるPEは何号ぐらいの太さでっか?」
店員「うーん。分かりません。何メートル巻いてありますか?」
吾輩「800m巻いてある!」と偉そうに答えると。
店員「なら8号ですね。」
吾輩「キハダに行くから12号にしてくれ!」
店員「どこに行くんですか?相模湾なら8号が標準ですヨ!」
吾輩「・・・・・なら良いワイ!」
うーむ。親切心なのか?忙しいところを捕まえて聞いたからか?上州屋は商売っ気が無い良い店だ。
因みに吾輩は8号でキハダは細いと思う。
チェックポイント4 仕掛け
家に帰って仕掛けを作り始めた。。。。。が、「ハリの結び方が分からん!」
そういえば、この春にキハダ関係の本は全て捨てたんだった。。。
以前、吾輩がキハダに夢中だった時は坂本結びだったハズだが。。。
ネットを見ながら結ぶも、24号のハリスは固くて途中で挫折。。。
「おのれ!こうなったら本を買って来てやる」ともう一度、上州屋へ。
釣り情報とつり丸を斜め読みすると。。。つり丸に新しい結び方が書いてあった。
買おうかな?と思ったが。やったことない結びは結束が甘くなった場合に解けてしまうのでやめた!
立ち読みになったのでハリとスナップ系を買って帰り、再度トライ。
1本目を結ぶのに1時間カカッタ。。。
2本目は5分なのに。。。
坂本結びはネットで検索すると結ぶパターンが沢山あり、特に動画は分かり辛いよ。
チェックポイント5 ラーク
何とか準備が完了し、車で相模湾へレッツゴー。
40分ぐらい走って頭の中で忘れ物チェックをしたら。。。
「あー、ラーク忘れてんじゃん!」
急いで引き返す羽目に。
沖釣りに行くのにラークを忘れているようでは先が思いやられる。。。
釣行
今日の船宿はちがさき丸。キハダ船はピンクのカリスマ船長だ。
今日はロッドメーカー剛樹の取材もあるようで船宿は盛況だ。
釣り座はど真ん中を占拠し、「キハダめ!右からでも左からでも前からでも後ろからでも攻めて参れ!」と気合いを入れる。
船は6:00に岸払い、キハダを求めて1時間後、釣り開始。
暫くは入れては上げての繰り返しだったが、トモでキハダがヒット。
時合か?と思っていたら吾輩のロッドにもズボーとアタリ発生
キハダ特有のズリズリ感が竿を通して体に伝わる。。。
人間の力では制御できない強烈な引きでラインを引き出すこの感触は他の釣りでは絶対に味わえないものだ。
暫くして先にトモのキハダが上がった後、ギャフ入れした血におびき寄せられた4mはある巨大なサメが。。。
「ヌオー!これでは吾輩のマグロが食われてしまう」と強引に引き寄せたら、プッチンとラインブレイク。
さすがに簡単には獲らせてくれない。
上がってきた仕掛けをチェックすると、どのみち獲れない掛かり方だったが。
たった4分程度の格闘で体は疲労でガタガタ震えて、エサもまともに付けれなくなった。
思い返すと前回の釣行ではキハダと戦う為にベンチプレス90Kgを余裕で3セットこなせるパワーで挑んだんだよな~。
船長は時間ギリギリまで頑張ってくれたがチャンスは何度もあるハズも無く、吾輩の見せ場はこの1回だけだった。
今日は船中でもアタリが少なく、数少ないアタリをモノにできずに申し訳け無いと思っていたら下船時に「気にしないで!」と船長より励ましの言葉が。。。
ヌオー次は頑張りまっせ(笑)
だが、今日は3年ぶりのキハダを十分に堪能できた。
課題は1回のチャンスを確実に獲れるようにすることだな~(笑)
後日談になるが当然、この記事を書いている現在は予定通り筋肉痛だ。
写真からも分かるが今回、久しぶり過ぎて何個も忘れ物をした
釣り以前に準備不足だ