なぜ、第4級アマチュア無線技士の試験を受けようと思ったのかというと、狩猟中に使う無線に必要な資格だからだ。
最近はデジタル無線や携帯電話で代用も可能らしいのだが、正道を歩むのがジェントルメンであろう。
あと、第4級アマチュア無線技士といえども国家試験である。
取得した免許は自動車の免許と同じく身分証明書になるのだ。
最近はマイナンバーカードがあるので、こういった免許証に価値はないかもしれないが、正道と王道を行くのがジェントルメンであろう!
国家試験ということで、ジェントルメンも事前に調べてみた。
この資格、ネットでは随分簡単に取れるということが書かれている。
小学生でも取れる。とか、一週間も勉強すれば楽勝~。ってな情報がインターネットには溢れている。。。
が、こんな問題は解けますか?
問1:インダクタンスを表す記号は何ですか?
問2:搬送波を発生する回路は次のうちどれか?
問3:電離層が生成されるのに、最も影響されるのは次の内どれか?
ジェントルメンは中学、高校の授業の復讐をしてしまった。
オームの法則、フレミングの左手の法則をもう一回やろうとは思ってもいなかったが。。。
ということで10:31に試験開始、試験時間は60分。
試験用紙に○をしながら、マークシートに書き込んでいく。
時々、自信の無い回答があるが仕方ないので最適な答えを選んでいく。
一巡するまで、約10分。
ここからは見直しと計算問題のやり直しだ。
開始後、30分経過したので周りの人達は続々と退出していく。
が、ジェントルメンは念には念を入れる。
何しろ、小学生が受かる問題で落ちたという結果になると月に一回のジェントルメンを追い出す会で何を言われるか分かったものではない。
余談だが、この会に出席している資格マニアのメンバーTはジェントルメンが4アマ無線の資格を取ると言ったら、自分も取ると言って攻略本を購入していた。
この本、オススメです。
試験開始後、40分してから退出する。
退出すると外で免許申請書の申請用紙を売っていたので170円で購入する。
合否も分からないのに購入したのは、ダメなら午後の試験でもう一回リベンジすれば良いと思ったからだ。
1つ注意事項だが、インターネットで調べた時に他の方が書かれていた「事前に総務省のHPから免許申請書をダウンロードしておけば170円払わなくて良い」という情報は誤りのようだ。当日試験で会場から申し込む時は緑の封筒に入った申請書を170円を払って買うしかない。
念の為にジェントルメンはダウンロードしてきたので「買う必要は無いですか?」と優しく尋ねたら「自宅から申込する時に使って下さい。」とのことだった。
一通り、免許申請用紙を記入して自分で試験結果の答え合わせをしてみた。
法規:12問中 11問正解。1問は試験後に正解をわざわざ、不正解に書き直していた(泣)
無線工学:12問中 9問正解。こちらも1問は試験後に正解をわざわざ、不正解に書き直していた(泣) 残りは完全に覚えていたつもりだったのに間違っていた(笑)
まあ、どちらも8問正解していれば合格なので安心していた。
12:15に試験結果を試験官が張り出した。
さてと、7002070はっと。。。
無いジャナーイ!
ワシ、いやジェントルメンは小学生でも受かる試験に落ちてしまった。
と少しビックリしたのだが。。。ありました。
横並びでしたな。
なぜ?試験の座席は縦並びなのに、発表は横並びなんジャ?
I did it.
番号を確認して3階から2階にダッシュで移動して、免許証の申請を行う。
昨日、ランニングマシンで40分走っておいたダッシュの成果もあり、2番目に受付に到着して、最速で申し込み完了だ。
(オーーート。もちろんジェントルメンは走ったりしない(笑))
免許証の申請の為には以下の費用が必要。
免許申請手数料2,100円+82円切手代の2,182円
フー、まあ何とか合格して良かった。
これで、第四級アマチュアム戦士になれたということだろう!
ジェントルメンは帰って乾杯せねばなるまい。
そうそう、気になる合格率だが。。。上記の写真でも分かるようにジェントルメンの結果が張りだされた用紙には50名の受験者のうち8名が不合格だった。
ということは84%の合格率だったということだ。
この結果を簡単と言うのか?は人によるだろう。
ちなみに、今日は小学生は見当たらなかった。
この記事が、第4級アマチュア無線技士を目指す人の参考になれば幸いである。
ジェントルメンである吾輩は2017年度版の初級アマチュア無線 予想問題集 完全丸暗記だけ勉強して受かった。
まあ、この本に書かれている問題以外は出題されない感じだったし、答え合わせの答えも全てこの本の中に書いてありました。