猟銃を所持する為に必要な知的な難関だと思われる初心者講習会に行ってきた。
講習会の開始時刻は9:00ということで今週になってからマイナス気温が続く東京で、朝早くから出かける羽目になった。
東京では月に1回、初心者講習会をやっており、アチコチの地域の警察署が持ち回りでやっているようで、自宅近くの警察署で狙って申込したので出頭する時間は短時間で済む。
うーん、我が地域の警察署より綺麗だな(笑)
時刻は8:30に到着し、4階の講堂に案内される。
早く着いたつもりであったが、受講者は既に満席に近い状態だ。
39番まで座席があり、吾輩は31番。2カ月も前に申込んだのに番号が後ろの方だったのが衝撃だ。
1人欠席なので全員で38名。
女性の人も多く、数えてみると6名いた。
女性率約16%で別に他意は無いが思ったより多いと感じてしまった。
年齢層でいえば、男性は20歳後半から60歳が平均的に分散している感じで、女性は30歳前半から50歳前半ぐらいに見える。
さて、この講習会は事前に渡された以下の本の講義をやって最後に考査という名の試験がある。
試験は50問出題され、45問正解すれば合格になるらしいのだが、9割の正解率って普通の試験では難しい設定だと思うんだが。。。
一応、ざっくりと警察で渡された教本を読んだが難しい言葉で書かれており、読んでいると眠くなる本だ。
試験用にネットを調べると要点をまとめた参考書がオススメらしいので買ってみた。
読んでみると、確かに試験対策にのみ特化しており、情報がまとまっていて分かりやすかった。
ただ、本に書かれている言葉が一般書籍で使われるものとは思えないいい加減さで、どんな編集者なの?って感じの言い回しである。
しかも統一されている訳ではなく、数人の記者が書いて1人だけ言葉使いがなっとらん人だったような印象だ。校正とかやってるのか疑いたくなるような本だ。
まあ、内容的には要所を抑えているのでこれから初心者講習に臨まれるかたにはオススメしたい本である。
講義はなぜか読本の2部(猟銃及び空気銃の使用、保管等の取扱い)から開始され、教本の後半の説明が終わると前半の法令に戻るという変な講習会だった。
で問題の試験だが、時間は60分ということで開始されたが、どう考えても時間取り過ぎだろう。30分も経過した頃には2回目の全チェックも完了している状態だ。
さすがに皆の辛そうな気配を読んだのか係の人がまだ時間が必要な人がいるか聞いて試験終了。
その後、採点をしている間にビデオ鑑賞。
事故のケーススタディを映像で流された。
で、考査(試験)結果は。。。
合格です。
結果を張り出されることもなく、全員合格だそうだ。(ホントかよ?)
正直、ひっかけ問題や数字をキチンと覚えていないと間違う問題が多かったはずで、教本だけだと1発合格はできないと感じたのに。。。
1人も不合格がいないとは。。。
実際は80点以上が合格なのではないのか?と勘繰りたくなるような試験だった。
吾輩自身は参考書の試験問題全てをパーフェクトで正解できるレベルに持って行っていたので合格する自信はあったのだが。。。
うーん、この試験って意味あるの?
まあ、とにかく次は射撃教習か。。。
なんか、時間経過と共に銃への意欲がかなり萎んできた吾輩である。
コメント
合格おめでとうございます。
私も12月に深川で受けましたがこちらも全員合格でした。50名いましたが最低点が47点だそうです。
こちらは途中退室不可で60分丸々だったので暇過ぎて辛かったです。
警察は担当者でかなり対応が変わるみたいですね。
kairoさん
こんにちは、御覧いただきましてありがとうございます。
深川も全員合格だったんんですね。
合格おめでとうございます。
皆さん、あの教本だけで47点が取れるなんて凄いです。
講習修了証明書も事前に印刷されていたようですし、やはり合格率は高いのでしょうね。
皆さん、モチベーションも高く落ちていいと思って受講する人も少ないかもしれません。
お互い、所持許可証を貰うまで頑張りましょう。