私が買ったエアライフルはFX ストリームライン カービンです。
購入理由はカモ猟をする際に散弾銃での猟に限界を感じたからです。
私がエアライフルを買おうとした理由
散弾のデメリットは3点あると思います。
(1)発砲音が大きい
(2)射程距離が短い
(3)食用肉部分が少なくなる
(1)の発砲音の大きさですが、首都圏での狩猟では近くに民家や畑が全くない環境は望めません。
私の経験では発砲後に、野良仕事をしている人が確認に来たことがあります。
(2)の射程距離ですが、猟期の初期ならともかく12月頃からカモやその他の獲物に近寄ることが困難になって来ました。
(3)は散弾で撃った鳥肉は体内に複数の弾が残っており、精肉しても弾の取り残しがありました。
空気銃は単発なので弾の取り残しを気にする必要が少なくなります。
この3つの内の最大の理由はやはり(1)の発砲音の大きさでした。
エアライフルとの出会いと購入
急遽、購入を決めましたが新品のエアライフルは高価です。
エアライフルの種類にはプレチャージ式、ポンプ式等の複数の種類があるのですが、今買うならプレチャージ式の1択でしょう。
プレチャージ式のエアライフルは中古でもいい値段がします。
新品も検討し、近所の銃砲店の実店舗を見に行きましたが在庫はありませんでした。全国の銃砲店を調べていくにつれて、ある銃砲店で最近出た中古の「FX ストリームライン カービン」がありました。
中古の銃は迷っている内に他の人が購入意思を示してしまうので、速攻で申込します。問い合わせを行った時点で、中古銃のステータスが商談中になりました。
とにかくキャンセルするにしても、まずは行動することが大事になります。
使用感
銃の全長が通常のストリームラインよりも短いので、車に載せて移動する際に取り回しが楽です。散弾銃だと車内をぶつけるスペースでもスっと取り出すことができます。
集弾率ですが50mでゼロインして500円の大きさの的に集まります。
獲物が獲れるかどうかは、やはり腕次第だということでしょうか。
威力ですがマガモを78mの距離で撃ち、1発で致命傷を与えることができます。
重さはスコープが乗るので重いです。
銃の重量でスコープを覗くとブレブレになるのが良く分かります。
立射で依託せずに撃つのは獲物の取得率に大きく影響しますので猟場では依託する方法を考える必要があるでしょう。
エアの補充ですが自転車の空気注ぎのようなポンプを使った補充方法です。
作業は重労働です。
お金に余裕があるならボンベの購入をオススメします。
そしてエアライフル全般に言えることですが、スリングを取り付ける金具がありません。
現在のところ手持ちで移動しています。狩猟スタイルが車でランガン形式での猟なので苦になりませんが、ヤマドリを求めて山に入るにはスリングを用意する必要があるでしょう。
まとめ
鳥類の狩猟をメインにするならエアライフルの選択は十分にありだと思います。
スコープで狙う銃の精度には本当に驚きます。
散弾銃にもスコープを載せたくなりますが、残念ながら私の散弾銃にはスコープが載りません。
快適なエアライフル猟を楽しみましょう。
コメント
いや~、僕も散弾銃で鴨猟をしていますが、エアライフルはホント欲しいです。
78mの距離で仕留めるなんて夢のようですね。
カラスの駆除などにも威力を発揮しそうです。
うらやましい!
ほりふぃさん
こんにちは。
散弾銃でも鴨は獲れるのですが、関東圏では非常に肩身が狭いです。
カラスの駆除にも十分に威力が発揮できると思いますよ。
是非、検討してみて下さいね。
私はFX使っていて、手持ちで50m以上先のヒヨでも落としていますし、マガモも即死しますね。
スリングは、後付け用がありますよ。
前は高圧管の部分に挟む金具、後ろは銃把にねじ込み式の金具の輪っかをつけます。
ポンプで入れるのって重労働。
一番楽なのは、160圧まで使用したら、ポンプで再注入。150回くらいで200圧になります。