猟期中に捕獲したキジを食べてみました。はたして、その味は?
キジと言えば高級料理を想像するのですが、捕獲したキジはどのような味がするのでしょうか?
キジは日本に定住する留鳥で国鳥に指定される程に美しく高貴な鳥です。
またメスは狩猟できません。
草原や林、農耕地など里山に生息しており、畑や田にも出没し昆虫や木の実を食べています。
とても美しい鳥ですね。
今期の猟をしている際に4羽見つけましたが、舗装された道に出てきたり民家の近くをウロチョロしていることが多かったです。
人がいないような山奥では不思議と見つけれませんでした。
肉質はニワトリに近く、解体するとカモと違ってピンクに近い色です。
下の写真では一番上にいるのがキジです。
最初は塩を付けて焼いてみました。
味は野性味を凝縮したような味ですが、やはりニワトリに近い感じがしました。
肉は固く、私の歯では引きちぎれなくてナイフとフォークで分解しながら食べました。
次に堅かったので、圧力鍋で煮込んでみました。
煮込むと若干柔らかくなり箸と自分の歯で食べれるくらいになりました。
味は醤油の味が濃すぎたのか、もやはニワトリとあまり変わらない感じになりましたね。
塩焼の時のような独特の野性味もかなり薄まってしまいました。
好き嫌いはあるでしょうが、今期に捕獲した鳥では一番おいしかったです。
今年の猟期に、また出会いたい鳥のナンバーワンです。