5月26日(日)、ウェブデザイン技能検定3級を受験してきました。
ウェブデザイン技能検定は、国家検定制度である技能検定制度の一つとして、実施されるウェブデザインのテストです。試験は実技および学科試験で実施され、関連国際標準規格等に基づきウェブデザインに関する知識・技能、実務能力等が問われます。
この検定、特徴的なの実技がある試験ということです。
私が受験したのも、このテストがどんなものなのか興味があった為です。
難易度
3級は非常に簡単な試験だと思います。
勉強方法
ウイネットが発行しているテキストと問題集をやれば問題なく合格できるでしょう。
テキスト:ウェブデザイン技能検定3級ガイドブック
問題集:ウェブデザイン技能検定3級対策問題集
私は通勤時間を使って2週間程度、勉強しました。
出題範囲は以下の範囲です。
学科試験
第1章:インターネット概論
第2章:ワールドワイドウェブ(WWW)法務
第3章:ウェブデザイン技術
第4章:ウェブ標準
第5章:ウェブビュジュアルデザイン
第6章:ウェブインフォメーションデザイン
第7章:アクセシビリティ・ユニバーサルデザイン
第8章:ウェブサイト設計・構築技術
第9章:ウェブサイト運用・管理技術
第10章:安全衛生・作業環境構築
実技試験
相対パスの理解
文書の構造化
リンクの設定
画像の配置
CSSセレクタの理解
CSSのプロパティと値の設定
試験内容
試験25問50分で解答。前半の10問は2択の問題で、ここで点数を稼げます。
後半は4問の選択問題で選択肢が増えて解答に悩んでしまいます。
15問正解(60点)で合格となります。
実技は6問中、5問を指定の動きやデザインになるようにhtmlとcssを書換えて解答するのですが、毎回同じ問題がでるようで基本的にはウェブデザイン技能検定3級問題集の実技問題と同じ問題です。
当日の様子
朝、実技試験が最初に行われます。この試験、学科の受験番号と実技の受験番号が違う為、試験の説明で何度も間違えないように書くことを注意されます。
東中野の試験会場で受験しましたが、60人が入れる会場で2つに別れて試験を行いました。(約120名?)
男女比は半分程度でしょうか?若い人が圧倒的に多く、専門学校~大学生の方も多いようでした。
問題集を配るのを手伝う時に学生から「ありがとうございいます。」と言われるとオジサンは嬉しいです(笑)
ちなみに実技試験は60分時間がありますが、20分もあれば見直しした上で終了できました。6問のうち5問を選択するのですが、1番から順番に5問までやった時点で満点の確信がありました。
実技試験は試験開始から30分~50分まで退出できます。
学科試験は50分間ですが、15分あれば終了です。こちらも試験開始から30分~40分の間だけ退出して帰れます。
退出可能な時間まで待つのが辛いです。しかも問題を深読みしてわざわざ書き直して間違えてしまいました。。。
まとめ
結果は1か月後に発表ということですが、学科試験はIT業界の他の試験に比べれば特に難しいテストでは無いです。
実技試験もHTMLやCSSもブログを自分で編集できる程度の知識があれば大丈夫です。
学生?の方は何やら試験対策本のような本を持っていました(付箋紙が一杯貼ってありました)が、学校が取得するように推奨した試験でしょうか?
この資格を持っていたからといって何かに役に立つとは思えませんが、履歴書の一行を埋めるには良いかもしれません。
この試験ではWebプログラムでいうMVCモデルのVew(V)の領域しか対象(まあ、ウェブデザインですから。。。)としておらず、ブログやホームページ作成程度なら役に立つと思いますが、実際にIT業界で仕事をするには、ASP.NET、Java等のプログラムスキル(MC)とセットでないと役に立たないと思います。