超大型の台風が日本に近づく中、夏休みで嫁さんの実家に帰省することになった。
嫁さんの実家の周囲には散歩がてらに行ける範囲に池が3つある。1つ目の池と3つ目の池には菱がビッシリ生えており、まさにライギョフィールドを構成している。
一転、2つ目の池には水草と呼べるものは1つも無く、茶色く濁った水が満たされている。
もう何年も前から1つ目の池にはライギョがいることを知ってはいたのだが、真剣に攻めたことが無いまま現在に至る。
今回、本格的に菱フィールドを攻めるルアーを持って帰省していたので少し真剣に攻めてみた。
このルアーは何年か前に自分でカスタマイズしたフロッグ。
1つ目の池
晴天の中で真昼間から1つ目のフィールドに出向いてフロッグを投げる。
猛暑の為、ライギョの活性は低いと思っていたが、数投するとフロッグの後ろで水草を揺らす現象が発生。。。
この状態をライギョ言葉では「付いた」と言う。
「付いた」とはライギョがフロッグをエサと勘違いして、飛び掛かる準備に入った状態である。
ゆっくりと誘いながら、菱の隙間でアピールすると。。。
バフォ!
とヒット。ルアーを咥えているのを確認して思い切り合わせると水面から30cm飛び上がって首を振った為、フックオフ!
ウーン残念。
目測だが、60~70cm前後のライギョだった。
いきなりのライギョフィールドで教科書のようなヒットでビックリ。
2つ目の池
続いて、2つ目の水草が全く無い池に行く。
どうせ、ライギョはいないだろうと思って池の周囲を歩いていると。。。
ノンビリ、水面近くで日向ぼっこをしているライギョに遭遇。
フロッグを投げると逃げて行ったので、ワームで攻めてみる。
個人的にはライギョを水中で攻めるのは好きではない。
ライギョがいると知っている場所ではワームでもクランクベイトでも簡単にヒットするからだ。
今回は初めての場所なので調査の目的も含めてルアーを引く。
数投すると。足元でガコン!とロッドが曲がる。
70cmはあるライギョだったが、フィッシュグリップで掴もうとしたら暴れてフックが伸びてオートリリースとなった。
「サンキュー、ライギョ。」
その後は池を一周攻めてみたが、他の魚のアタリは無かった。
池の周囲でブルーギルが釣られて干からびて沢山死んでいたのが気になったゾ?
3つ目の池
菱フィールドである、この池では1ヒットあったが、何事もなく終了。
まとめ
3つの池を回った頃には熱中症で倒れるかと思ったが、やはりライギョは水草が茂っている池を汗をダラダラ流しながら攻略するのが一番面白い。
釣れなくてもTOPに出た時の音、緊張感、興奮は格別のものがある。TOPに出してこそのライギョフィッシングだと感じた。