今年はマダコ釣りで納得できる釣果を上げることができていない。
その理由はなんだろうか?
まず、1日単位の釣果として数が釣れていないのだ。
そして、数は置いておいても船上のチャンピオンである「竿頭!(タコの場合は蛸頭とも言う)」が取れていない。
さらに、最大の理由は一度は乗せたマダコをポロポロと逃がしてしまっていることだろう。
去年までの吾輩であれば、釣れなくてもスルーしていただろうが今年はこの際、キッチリとマダコをマスターしてやろう!という野望がメラメラと湧いて来ている。
今日は膨大な量の休日出勤をしていることもあり、振替で休みを取ってマダコのリベンジをやってきた。
そして、今まで蓄えた知識を総動員してマダコ漁に挑戦してきた。
マダコを逃がさない対策
せっかく乗せたマダコを逃がす原因は分かっていたのだ。
原因はマダコが針に掛かっていないことだ。
タコは非常に吸盤が強く、海底にある拳の大きさの石を掴んで上がってくることも珍しくない強力な吸盤を持っている。
その為、テンヤに大きなカニを着けているとガッチリとカニに吸い付いてアワせたつもりになっても、ハリに掛からずに水面近くまで来ることになる。
この場合、マダコは水面の光にビックリしてタモ入れされる前に逃げてしまうのだ。
この予想を実証する為に考えた苦肉の策がこれだ!
そう、船宿推奨のカニのカチ割付け。
通常のカニの半分をテンヤに付けて、マダコが掴む面積を小さくすることにより、アワせた時に吸盤が張り付く面積を小さくするのだ。
理論上は、この対応でポロリと落とすことが激減?するハズだ。
吾輩、他の人が何度もこの半身で竿頭を取ったのを見たことがあるので半身だからアピール力が悪い訳ではないようだ。
実践
かなりの自信を持って臨んだ実釣だが。。。。
開始後、2時間経ってもマダコが乗らない。。。
ウーム、半身の為にアピール力が弱いのか?
他の釣り人はカニの丸掛けでアタリがあったようで船内に取り込まれたマダコもいた。。。
。。。もう我慢できない、半身作戦は断念して丸掛けに戻した。
やはり、針掛り以前にアタリが無いようではマダコを上げることはできない。
その後
丸掛けに戻したのが成功したのか?その後はマダコが乗って来た!
その後は単発ながらもマダコをゲットして行き。
残り時間20分で4杯をゲット。
今日は掛けたマダコを落としていない。
さらに、テンヤにマダコが乗ったのをしっかりと確認して強くアワせるようにした。
マダコがテンヤに乗ったかを判別する方法だが、海底を小突いている時の感覚を意識することが必要だ。
ゴツゴツ、ガキ!(石か岩)
ゴツゴツ、ビーン!(藻)
マダコの場合はこんな感じ。
ゴツゴツ、ムニョ?(マダコ)
ゴツゴツ、ムニョ、ムニョ?(マダコ)
さらに聞き合わせをするとムニョーっとラインが張れる。
ラストスパート
最後の20分、流し変えで岩場のポイントにやって来た。
タコ船の竿頭のボーダーは6杯だと思っているので全神経を集中していると。。。
ムニョーーーーー。
1杯ゲット。
さらにラスト2分で。
ムニョ、ニョーーーーー。
6杯目をゲット。
まとめ
最後に船長へ、カニはカチ割りがいいのか?丸掛けが良いのか聞いてみた!
回答は乗りについては判断できないが、乗った後にバレない確率はカチ割の方が良いそうだ。
さて、今回の釣行は竿頭で2位にダブルスコアという成果と、 最近の修行の成果によりマダコが乗るとほぼ9割は判断できるようになった。
やっとマダコ戦で納得できたので、次回から別の釣りに戻りたいと思う。
今日の釣果:6ムニョ、6ヒット、6ゲット
あ、そうそう、ダイエットしたからキレる指捌きが復活したのは言うまでも無い。
実際に指が切れた。。。