最初に。。。
新しくカテゴリを追加した。。。
このカテゴリは爆釣の裏街道。
魚釣りに於ける悲しみを唯一癒すことのできるカテゴリ・・・
魚は時に虚しく、ハリを通り抜けて行く。
ああ、今日もどこかで大物を逃して悔しくて泣いている釣り人がいる。
ああ、今日もどこかで大漁の魚を涙を流しながら捌いている釣り人がいる。
爆釣の裏街道とは魚とは全く関係ない。
哀れな一人の釣り人の周囲で繰り広げられる、深く悲しい人間ドラマのカテゴリになれば良い。。。
以前、M越の話をした。
記事はこちら
M越のその後の状況をお話をしよう。
今年の3月末に、お客さんの送別会が開催された。
吾輩は立場上、出席したのだが、その席にM越も出席していた。
吾輩「オー、M越よ!久しぶりダガネ。」
M越「ども。。。」
吾輩「んー?若人よ!悩み事かね(笑)。結構!結構!」
M越「ハ・ハ・ハ」
吾輩(んー、まさか?前回の2次会でキャバクラに行った時、2人も女のコが付いていたのに名刺を一枚も貰えなかったこと気にしてる?)
この話は、機会があったら語ることにしよう。
などと想像を勝手に膨らませていた吾輩であった。
で、お世話になった、お客様の送別会も無事に終わり、さっさと帰って釣りに備えようと思っていたらM越が吾輩の背後に張り付いて離れない。。。
吾輩「あの?。。。ワシ、帰ろうと思ってんだけど。」
M越「もう?ですか?」
吾輩「モウ!もアホウ!もないガネ。ワシは明日、釣りに行きたいんだよね(笑)」
M越「。。。。。」
M越「。。。。」
M越「。。。」
M越「。。」
M越「。」
吾輩「ワーカッタ! そんな目でワシを見るんじゃナイ!」
ということで、2次会の場所を探すが、今日は前回の飲み会と違って田舎の為、周りには華やかな場所はない。
吾輩「M越はさあ。どこ行きたいの?」
M越「どこでも、いいです。」
吾輩「お、お前。。。自分から誘っておいて。。。」
あきれ果てて、アタリを見回すとスナックは沢山あるようだ。
仕方ないな。。。
吾輩「M越はスナックに入ったことあるの?」
M越「無いです。」
吾輩「だよな~。今からさあ、良いスナックの見つけ方を教えるから、自分で入りたいと思った店を選びなよ。」
M越「わかりました♡」
ここで、スナック講座を開催した。
吾輩「初めての場所でスナックに入る時はどれだけ中の人に気付かれないように良い店を探すかが重要だ! 従って、あの扉をコッソリ開いて、店のママと店の女の子を確認し、自分が話したい相手がいない場合は気付かれないように立ち去るのが基本だ! コッソリ扉を開けるんだが、気を付けろよ! 扉に鈴が付いているから鳴らしたらオシマイだぞ!」
M越「イエス!サー!」
吾輩(ほんとに大丈夫か?)
という訳で吾輩が見本を見せる。
1軒目、人が多い! 吾輩「また来るぜ!」
2軒目、グオ!妖怪屋敷か! 吾輩「コンニチハー、バイ!バイ!」
3軒目、人が多い! 吾輩「明日、来るぜ!」
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吾輩「理解したか?こんな感じで雰囲気の良さそうな店を探すんだぜ?」
M越「わかりました♡」
取りあえず、次の店を指定した。
スナックの名前は「津軽」キットここもダメなパターンだ。
吾輩「ヨシ!行くのだ!M越よ!」
M越「わかりました♡」
・・・
M越が扉を開ける!あれほどゆっくりと気付かれないように!と言っておいたにも関わらず、自分の家のドアを開けるように扉を開いた。。。
瞬間、M越が直立不動のまま固まる。。。
あー、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。この店に決定か。。。
長くなったので後編に続く。